日本自動車部品工業会

日本自動車部品工業会(にほんじどうしゃぶひんこうぎょうかい)は日本において自動車の部品やその材料などを生産・販売する企業を会員とする社団法人である。略称:部工会(ぶこうかい)。英語表記では Japan Auto Parts Industries Association(略称:JAPIA)

事務局は東京にある。2009年12月現在の会長は、曙ブレーキ工業の信元久隆氏。

所在地:〒108-0074 東京都港区高輪1-16-15 自動車部品会館5階

沿革

  • 1938年7月1日 全国自動車部分品工業組合連合会を任意団体として結成。
  • 1948年5月1日 任意団体のまま自動車部品工業会と改名
  • 1969年8月23日 社団法人日本自動車部品工業会を設立

活動内容

自動車部品の規格管理や改善、安全性の調査研究、情報提供、国際協調や企業同士の交流などである。

日本自動車工業会とともに、JNXを運用している。

JNX (自動車)

JNX(Japanese automotive Network eXchange)は、日本国内の自動車メーカーと自動車部品メーカーなどで構成される、セキュリティの確保された業界ネットワークである。各種の部品などの取引や情報交換に使用される。2000年10月にサービス開始された。

意義と機能

従来各自動車メーカーが様々な部品メーカーに部品を注文したりするのには、各メーカー独自の情報交換網を構築・維持する必要があり、メーカー側にしてもそのネットの維持は負担であり、また部品メーカー側も各自動車メーカーとの間に専用線や端末を設置したりするなど多重な投資が必要であった。

そこで各自動車メーカーが相乗りしてひとつの共通ネットワークを作り、そこで信頼性の高いデータ交換をすることにしたのである。この結果、部品メーカー側もJNXに接続さえすれば、全ての自動車メーカーとの取引が(物理的には)可能になった。

(むろん部品メーカーがJNXに加入したからといって大手の自動車メーカーが取引をしてくれるわけではない。個別の営業が必要である)

なお将来的には海外の同様の業界ネット(アメリカのANX,ヨーロッパのENXなど)と接続する構想もある。

利用者とアクセス方法

利用できるのは主として、自動車メーカーと自動車の部品を提供しているメーカーである。一部それ以外の企業も参加しているが、一般の個人は利用できない。なお、利用者はTP(Trading Partner)と呼ばれる。

アクセス方法は、専用線によりJNXのネットワークに接続して他のTPとデータ交換をする方法から、(JNXが認定したプロバイダから接続した)インターネットを通してつなぐ方法など、いくつかの手段が提供されており、費用と転送量を考慮して各々のTPが選択することになる。

管理機関

JNXのネットを管理し、入会審査をおこなったり、トラブルの対処などをするために「JNXセンター」が運営されている。

また、日本自動車工業会、日本自動車部品工業会、JNXセンター、および学識経験者により「JNX運営委員会」が設置されていて、JNXの運営について審議している。